記録 2005 10 15
土日は、更新しない予定ですが、
北浜流一郎氏が、今週の週刊チャートブック(週足集)で、
大変、重要なことを書いていましたので、掲載します。
「記録出現は、警戒のサイン」
「スポーツ界なら、記録は大歓迎だ。」
「しかし、株価にとって、『記録』という言葉が出てきたら、
警戒が必要になる。」
「特に出来高や売買代金が『記録』になると、
目先、株価は下がると見るのが正解だ。」
以下は、週刊チャートブックを参照してください。
スポーツにとって、記録が出る時は、
最高の条件や幸運が揃った時だと思います。
株価においても、同じだと思います。
しかし、こうした最高の条件や幸運は、いつまでも長続きしないのです。
いや、それどころか、たいてい瞬間最大風速になると思います。
別の言い方をすれば、
スポーツにとって、記録は、名誉として残るでしょうが、
株価にとって、記録は、当面の天井として残るでしょう。
スポーツで記録を作る時は、膨大なエネルギーを発揮しています。
だから、誰かが作った記録を破るには、相当な努力が必要となるでしょう。
これは、株式投資でも、同じでしょう。
株価が大相場を記録した時は、出来高のグラフも、大相場となっています。
だから、こうした記録を破るには、
同じくらいか、それ以上の出来高が必要となるでしょう。
今後は、出来高の推移(増減)が重要になってくると思います。
もし、今後、「秋枯れ」が起きたら、
株価が、13週移動平均線まで調整する可能性があります。